なんと米5キロ700円──タイの現実

タイ移住

値下げラッシュ、再び

先月購入したお米の銘柄が、今月さらに値下げされていました。 パッケージも刷新され、新しいデザインに。

185バーツ(約900円)だったものが、今回は140バーツ(約700円)へと驚きの価格に。 5キロの米がこの価格──日本では考えられないことです。
ちなみに、日本で同じ5キロを買えば約5,000円。 つまり日本のコメは、タイの7倍以上の価格ということになります。

🍚「主食の管理ができない国」の現実

過去にはコメ価格で大騒ぎとなった日本。今回が初めてではなく、「米の供給」がままならないのはこれで2回目という事実。

そんな国家に未来を見出せないと感じる人も少なくなく、その感性のままに拠点を移すノマドの生き方を選ぶ人たちもいます。

📜回想:平成5年・平成の米騒動──1993年のあの記憶

平成5年、日本では米の収穫量が需要を大きく下回り、200万トン以上の不足が発生。 政府はタイなどからの緊急輸入に踏み切った。

しかし── “輸出用の米”を前提に生産している国など、当時は存在しなかった。 品質も品種も異なるインディカ米が日本に届くと、多くの国民は不満をあらわにした。

「こんなまずい米は食えない」

感謝ではなく、文句

輸出国の善意をどう受け取ったか──人としての在り方が問われていたように思う。

 

☕コーヒーブレイク:忘れられぬあの朝の風景

当時は、現在の「タイミー」のような短期スポット型の登録制人材会社に所属して働いていました。そこで派遣されたクライアント先の企業で、社長や経営陣から直接ヘッドハンティングされることも多く、自らの価値と働き方を再確認する日々でもありました。

通常の派遣社員よりも1.45倍以上の給与条件を提示されることもあり、自分なりのスタイル──”場所に縛られず、必要とされる現場で高く評価されて稼ぐ”──そんな働き方を確立していた時期でした。

自分のスタイルを確立しながら稼いでいたあの時代。

あれは朝8時半ごろ。 新築ビルの内装工事現場へ向かう途中、スーパーの前に長い行列ができていた。

その日、日本米が初めて売り出される日だったらしい。

その列の中で、70代と思しき男性が吐いたひと言──

「タイのコメはまずい」

あの時、私は20代だった。
「この人は半世紀以上何を学んできたのだろう」

そう強く思った。 この米が、どれほどの善意と願いをこめてタイから送られてきたか。 それを踏みにじるような言葉が、あまりにも無神経だった。

✍ 編集後記:恩を刻むという生き方

私の好きなことわざに、こんな言葉があります。

「受けた恩は岩に刻み、与えた恩は水に流せ」

この言葉を胸に、私は当時の恩を何かの形で返したいと思い、タイへの移住を決めた。

日本という「恩を忘れることに無自覚な社会」への違和感。

今、日本にある「恩知らずであることに無自覚な空気」を遠くから眺めながら── 私の選んだこの地で、静かに、誠実に、暮らしている。

タイのコメ売り場 ビッグC 2025年7月

日本でいうマックスバリューやライフなどのスーパービックC
写真はタイのパタヤのビックCのコメ売り場の様子です。
これは95バーツ(500円)ワンコインで5キロのお米が買えます。

物価が2倍以上なった日本
給料が2倍になった人は何人いるのだろう。
物理的に考えて
・時給が倍の国に移住するか〈例〉オーストラリア2,500円
・物価が半分以下の国に移住するか
・合計で3倍以上の月収を本業で得るか(税金で持って行かれる分がある)
3択しかないと個人的には思うのですが。

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